『項羽と劉邦』なら断然、劉邦になりたい

投稿者: | 2016年4月13日

最近は工場に降りることなく、ほとんどコンピュータの前でせっせと染めの版下データを作成したり、いろいろな案件の見積りしたり、諸々の書類を作ったり、発注書類の作成や処理をしたり、デスクワーク中心です。これが意外とハードです…(_)

しかし、ありがたいのは工場を任せられるスタッフに恵まれていることです。仕事は一人じゃできませんからね。

「自分は会社を一人で回してる」という個人事業主の方もいらっしゃると思います。会社内は一人で回せても、何かしらの仕入れや外注があるでしょうから、やっぱり仕事は一人じゃできませんよね。

自分が今の仕事をできているのは、やっぱり社内外のパートナーがいるからこそですよね。


さて、今日はそんなこんなで次から次へと注文が来ているので、

  1. 納期までの日数が少ないもの
  2. 版下データを作るのに時間がかかりそうなもの
  3. すぐにデータができるもの

から進めていきました。

午後には、岡山県内の総社市からお客さまが会社に来てくださりました。受注していた神社に立てるのぼりの納品と、打ち合わせ中だった奉納幕の最後の調整で無事校了。あとは製作に取り掛かるのみです。5月に使われるそうなので、4月中に納品できるよう進めていきます。

順調良く仕事が進めばいいのだけど、版下データをカッティングプロッターで描画するときに、版下データを2倍にするところを忘れて、データそのまんまの寸法で描いてしまい、工場に余計な仕事を増やしてしまう痛恨の一撃をやらかしてしまいました…orz 本当にごめんなさい。


夕方からは岡山県中小企業家同友会の企業連携推進委員会に出席。

曲がりなりにも、同委員会の委員長を仰せつかっているのですが、こちらでも周りに本当に素晴らしいメンバー(全員、経営者です)に囲まれています。

企業連携推進委員会という名の通り、企業が連携して新商品開発なり、イノベーションなり、販路拡大なりを進める活動を推しています。

2016年度の方針案の話し合いをして、自分が思い描いていた形に進めていけると期待しています。この委員会の活動は二本の柱で成り立っていて、ひとつ目は企業連携の種蒔き。その種から芽が出て実がなり、その実の収穫がふたつ目。この二本柱はグルグルと循環して、永久機関のように回り続けるのをイメージしてます。

ただ、僕自身はこのふたつの活動を永久機関にできるほどの力を持ち合わせていないので、やっぱり委員会メンバーがいないと、どうにもなりません。

仕事でも仕事の外の活動でも、自分自身の手の届く範囲というのは、とても限られています。人に支えられて生きている毎日があることに感謝。そして、これまでもこれからも、周りの人に支えてもらえるような人間になることこそが、自分の本当の仕事なのかもしれない…と感じた1日でした。

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