これが今年最後の更新になります。
このブログを読んでくださる皆さま、今年一年ありがとうございました。来年も引き続き、よろしくお願いしますね。
ワークライフバランス
今年の自分を振り返る最後として、「ワークライフバランス」を取り上げます。
自分自身が印染めを仕事にする以前から、どんな仕事をするにしても生活の基盤となる場所を大事にしようと考えていました。生活の基盤となる場所、つまり「家庭」です。
過程をないがしろにしてしまっては、仕事においてどんなに素晴らしい成果を上げたとしても、家族の犠牲の上に成り立つようなものであってはいけないと思うからです。結婚したての夫婦であれば、大人同士なのでそれぞれの諸事情を考慮してくれるでしょう。
しかし、子供がいる家庭では、話はちょっと変わってきます。子供には親である大人の諸事情など分からないものです。子供は親と少しでも長く時間を一緒に過ごしたい。幼いときであれば、なおさらその思いは強いでしょう。幼少期の頃に親と親密に接している子供は、思春期~大人になっても精神的に強いです。どんなに辛い状況下にあっても、幼少時の「自分は親から愛されている」という体験があるから、ここぞの場面で踏ん張れる力があります。
子育てというのは、自分が実際にするようになってみて、本当に大変なものだと思います。でも、だからこそ楽しい。日々、子供が何かしら新しい発見をしてくる。毎日、少しずつ成長して昨日できなかったことが今日できるようになる。できたときの子供の表情。これは子育てをしていく中で、かけがえのない宝です。
子供が大きくなって一人前になるまでは、長い時間がかかります。自分自身がそうだったのですから、自分の子供も一人前になるまでどうやっても時間がかかるでしょう。
時間がかかることはいいんです。子供を育てるということは、この国の、この世界の明日を築いていることに他なりません。自分はそう思います。
ワークライフバランスと書きましたが、仕事と生活はバランスを取るものではなくて、融合されるべきものなんじゃないか、と思います。仕事をする親の姿から子供は何かを学ぶでしょうし、それが生活の中に反映していくものであるはずです。
年内に更新しなきゃなので、まとまりのない文章のまんまですが、皆さん、良いお年をお迎えください。