NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」も大詰めですね〜。
物語が始まったとき、現代から数年さかのぼったところから話がスタートしたので、ラストの方できっと東日本大震災のことを描くのだろうなぁ…と思っていました。
ただ、どのように震災を描いていくのか想像もつきませんでしたが、「あまちゃん」では実際の映像を使わず、ジオラマと役者さんたちの演技力で震災の恐さが伝わってきました。
この場合、「百聞は一見に如かず」ではなく、あくまで視聴者の想像力を働きかけるようなつくりは流石だなぁと感動しました。
直接的な表現で地震や津波の被害を伝えるよりも、役者さんたちの表情や声の震えなどを通す方が震災の恐さは伝わってきます。それは私たちの感情は、やはり人から伝えられる方がよく響くからです。
さて、これを自分に置き換えてみると、自分は会社のみんなの心が震えるほど働いているか?声を聞いているか?言葉を交わせているか?
会社の中だけではないです。
お客さんがただ満足するだけのものを作って満足してはいないか?お客さんに感動してもらえるようなものを作っていきたい。
そんなふうに「あまちゃん」を見ていて思うのでした。