料理とPDCAサイクル

投稿者: | 2013年6月27日

今日は少し肩の力を抜いて書いてみます。

現在の時間は夜中の午前3時45分。
こんな遅くに何をやっているんだろう、自分…(;´Д`)

忙しいという文字は「心を亡くす」ということなので、この数週間ほどまさに忙殺されかけていた自分の精神をリフレッシュするために、夜中に料理をしていました。

自分のプロフィールに趣味の欄があれば、「料理」と書いてもいいくらい、料理をすることが好きです。
いや、正確には好きというよりも、自分の右脳の遊び場が料理というフィールドなのかもしれません。

腕前は当然プロではないので、ごくごく普通かな〜と思います。

冷蔵庫の食材に向き合い、そこにある彼らからいったいどのような料理を生み出すことができるのか?

それが料理をするときの命題です。

僕はわざわざ特定の料理をするためにスーパーで買い物をすることはありません。もちろん、そういうときもありますが、基本的には冷蔵庫の中の余った野菜や肉、魚なんかを相手にする方が俄然燃えるわけです。

キッチンに立ったら、もう料理人というよりサイエンティストに近い感覚になってます。

「コレとコレを掛け合わせたら、きっとこんな感じの味になるはずだ」
「この食材はきっとあの調理法がきっと合う」
「どうやったら、この皿の上に美しく盛ることができるんだろう?」

みたいなことを考えながら、黙々と料理を進めていくのです。

基本的には自分の知っているレシピの掛け合わせになるのですが、毎回同じものではなく、違う組み合わせでやってみると思わぬ発見や成功、もちろん失敗も起こります。

最終的には、家族が作ったものを美味しく食べてくれるのが嬉しいんですが、失敗した料理があったときは何がいけなかったのか反省です。味付けがいけなかったのか、調理方法が良くなかったのか、それとも食材の掛け合わせ方がいけなかったのか…。

美味しいと好評なものはそのまま自分の(脳内の)レシピストックへ。それだけです。
失敗した料理だけが自分に何かを教えてくれるのです。

「いったい何がいけなかったのか?」

そのいけなかった理由を探り、次にはどういうアプローチをかけていけばいいか、仮説を立てます。それでまた次回の料理のときにそれを実践する。そして、検証。世に言う「PDCAサイクル」です。

これを繰り返すことで、自分の頭の中がどんどんと整理されていくんです。
何がいけないのか?では、どうすればいいのか?

そんなことを繰り返しているうちに、新しいアイデアも生まれてきます。
果たしてそのアイデアがイケてるものかどうかは、実践あるのみ。結果が教えてくれます。

失敗はしたくないけど、しないと分からないこともたくさんあるんだ。
あまり気乗りはしないけど、じゃんじゃん失敗していこう。

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