ようこそ岡山の法被と神社のぼりの製造元、やなわけ染色のブログへ
今日は雨が途中降ったりした天気で、染めをするには不向きな天気でしたけど、それでも納期のこともあるので、湿度に気をつけながら染めの仕事をしました。
本日(2021年11月8日)のお仕事は、
- 防炎加工が必要なのれん4種類を染める
- 今週中に納品予定の部活の応援幕の型を作成
- 明日に染める予定ののれんの色を調色
- 神社のぼりの新調を希望されるお客さまからのぼりを預かる
- 綿生地とポリエステル生地の旗の見積り
などなど。
仕事自体は今のところ、のれんの製作に偏っていますが、神社のぼりの新調の案件も入ってきています。
前回は神社のぼりを新調するにあたって、大事にすることの一つ目を書きました。今回は2つ目を書きます。
前回は神社のぼりを新調するにあたって、
まず【サイズ】と【枚数】が製作する上で必要な情報であることを書きました。
サイズと枚数が分かれば、おおよその見積り金額が出ます。
今度はそこに加えて、【色の数】と【色の使い方】がわかると尚更良しです。
色に関して、神社のぼりのオーソドックスな仕様は、
- 白地に黒文字
- 紺地に白抜き文字
が多いです。
そして、そこに赤などの差し色が1〜2色入ることもあります。
色数が増えてくると、それに伴って工賃が増えることになりますので、金額は上がってきます。お金の話になってしまいますが、【白地に黒文字】よりも【紺地白抜き文字】の方が金額は上がります。地色がある方が、その分、染料を使うので少々高くなります。
しかし、神社のぼりを新調する際には、元々のものの仕様のままで、新しくするというのが一般的だと思うので、色の使い方や色の数などは、よほどの理由がない限りは変更にならないと思います。
その一方、神社のぼりのサイズに関しては、地域によってはサイズを1〜2mサイズ小さくして扱いやすくすることはよくあります。
したがって、今回のまとめとしては、
- これまで使っていたのぼりがあるならば、まずはその通りの仕様で製作する。もしくは
- 初めて作る神社のぼり/奉納のぼりであるならば、白地で黒文字は鉄板。
ということです。
次回も神社のぼりを製作するにあたっての注意点を書いていこうと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。
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