ようこそ岡山の法被と神社のぼりの製造元、やなわけ染色のブログへ
今さらですが、
新年あけましておめでとうございます。
本年もやなわけ染色をよろしくお願いします。
新年の挨拶といっても、今日はもう1月25日。
2021年の最初の月が過ぎようとしてます。
巷はいまだにコロナ禍で、
「このままいったいどうなるんだろう?」
という不安を抱いている方も少なくないと思います。
どうなったら事態が収束するのか、正直、イメージしにくいところはありますね。
それでも、必ず日はまた昇ると信じて、やれることをやっていくしかないよな、と考えてます。
今日のお仕事
- 横断用の手旗のプリント
- 販促用のぼりのデータ作成&プロッター出力
- 調色作業
心が折れそうになる調色作業〜その1〜
反応染料の調色は、それほど何度もやらなくても済むのに、今日ばかりは午後からの時間を全て無駄になりました…。
つまり、どうやっても指定の色にならない…(涙
以前作った色でも、生地が替わると色目が変わるということは、普通にあることなのですが、今日はどうやっても色(緑色)が濃くならないorz
もちろん、緑を濃くしようと青系の色を入れると、
「そうじゃない、いつもならそういう感じにならないよね?」
「なんで今日は反抗期の子どもみたいなんだよ〜o(`ω´ )o」
とイライラを通り越して、ため息モードになってしまいました。
心が折れそうになる調色作業〜その2〜
緑で手こずったかと思えば、今度は紫。
DICカラーといえば、印刷関連ではPANTONEと並んで有名なカラーチャート(色見本帳)でございます。
今回、とあるお茶屋さんののれんを製作するのですが、指示書に記されている紫色…(いや、むし、赤っぽい灰色(?)とでもいったほうが良さそうかな?)を見た瞬間に、
「これはかなり手強い色だ…直販だったら、絶対にお客さんにはおすすめできない色だ」
という思いが脳裏を掠めました。正直、あまり綺麗な色ではない。。。
「だいたいこの辺りの紫の色目をくすませていけば、こういう感じになるはず…」
という仮説を立てて、あとは色相環を睨みつけながら、くすませるための色を継ぎ足していく。
「近いんだけど、そうじゃない」というのが度々続いて、
今日はこれ以上やっても、おそらくうまく合わせられないだろう、という結論に行き着きました。
うまくいかない日って、ほんとあるものです。
どうやってもうまくいかない。
なのに、次の日になると、できなかった色をいきなりバチッと合わせられる。
前の日の苦労はなんだったんだ?と思うこともしばしば。
誰がやっても同じように色合わせができる、というのが目標なので、できるだけデータはちゃんと残すようにしてます。
感覚でやってるところも確かにあるのですが、それもできるだけ言語化していく。
体の感覚を言語化するというのは、どれだけ自分自身を客観視できてるか?ということに繋がります。主観で客観的に書こうとしているのだから、矛盾してる気もしますが、それが後からレバレッジが効いてくるものだと信じてます。
さあ、明日は上手くやるぞ!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。