時間を管理するんじゃなくて、「行動」を管理せよ!

投稿者: | 2019年11月12日

ようこそ岡山の法被と神社のぼりの製造元、やなわけ染色のブログへ

去る11月10日といえば、天皇陛下の即位を祝う「祝賀御列の儀」が取り行われた日でもあり、岡山マラソンの開催日でもありました。

祝賀御列の儀は今年のみの行事ですが、岡山マラソンは毎年開催されます。

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「マラソンやろうよ」

とよくお声をかけていただいるのですが、皆さん、忙しいはずなのに、いつ練習してるの?と感心させられるばかりです。できる人たちは時間管理もバッチリなのですよ。

そもそも、「時間を管理する」という考え方が間違いらしく、本当は「行動を管理する」と考えるのが正解だそうです。その道のプロフェッショナルに教えていただいたことです。

誰にでも1日は24時間ポッキリしか与えられなくて、どんなに偉い人であろうと、どんなにお金持ちであろうと、1日に使える時間は24時間のみと決まっています。

だから、与えられた24時間を管理するのではなく、その24時間で何をして何をしないかを決めることが正しい考え方なのです。

そう考えると、「時間が足りない、時間が足りない」とボヤいている自分は、やらなくてはいけないことだけではなく、やらなくてもいいことに手を出している可能性が高いです。

やらなくてもいいこと、つまり自分でなくても他の人でもできることをやってしまっている、ということが推論できます。

たしかに、我が家系には「人に任せるより己が行動する」という生活文化が存在し、僕自身もついつい「自分でやってしまった方が早い」と思って、結局あれもこれもやり始めて、結局「24時間では足りない」という状態に陥ってしまってます。

そこで、どうやってこの状態から抜け出すのか?

よくよく考えたら、仕事におけるマニュアル作成と同じなんじゃないか?と。

  1. 理想の状態を描く
  2. その理想に至るための重要項目を認識する
  3. その重要項目に優先順位をつける
  4. 優先順位に従って、重要項目の中身を細分化
    (欲を言えば、素人でもできるレベルまで細分化)
  5. 細分化されたタスク(=仕事)をいつまでに誰がやるかを決定

ざっとそんな感じだろう。

ここで最も難しいのがやっぱり1番目の「理想の状態を描く」ことなんじゃないだろうか。ここが曖昧だと、2番目以降全てがはっきりしないままになってしまう。

1番目の理想は可能な限り、細部に至るまで事細かく具体的であるのがいい。
でも、いきなり最初から完璧な状態というのはなかなか描けないので、とりあえずアルファ版(いわゆるプロトタイプ)で見切り発車して、そこから重要項目などを決めていく。

思い描く理想の状態の大筋が狂いさえしなければ、アルファ版からベータ版に至り、その後いくつかのベータ版を繰り返して、正式版にたどり着く。

ここで、自己啓発系の本に「なりたい自分をできるだけ具体的に描く」という表現がよく出てくることに合点がいった。

「自分がなりたい理想像」を具体的にできればできるほど、そこに至るまでに何をすべきかが分かるということだったんだ。分かっているようで、やっぱり腑に落ちてなかったんだな、と反省。

そうと分かれば、「こうありたい」をどんどんイメージして、それを書き出していくことにしよう!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。

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