今では随分と回復したので、初めてのギックリ腰体験について書いておきます。
ゴールデンウィーク前の火曜日のこと、もうすぐ1歳になる我が子を床から抱き上げようと、上体を前に倒し、両手で子供の両脇を持ち、そのままスイっと持ち上げようとした瞬間に、腰にピキッと来ました。
昨今、「経験したことのない〜」というフレーズが多用されますが、まさにそれです。
その場に倒れこむようなことはなかったものの、
- モノを持ち上げる
- 落ちているゴミを拾う
- 靴を履く・脱ぐ
- 咳・くしゃみをする
- 鼻をかむ
- 座っている状態から立つ、もしくは、立っている状態から座る
- 車の運転
といった行動に支障が出まくりでした。
今こうしてこの記事を座って書いているのでさえ、腰に違和感を感じています。できれば、スタンディングデスクを使って、立ってキーボードを打ちたいくらい。
痛くなった当日に整体の先生のところへ行き、30分ほど腰回りを中心に整体してもらいました。
先生曰く、右側の腰の筋肉がキンキンに張っていたらしい。確かに腰の右側をマッサージされてる間は、結構痛みがあった。施術後はコルセット巻いてました。1週間ほどコルセットを巻いて過ごしていました。
そして、ここに僕のギックリ腰に対する、大きな誤解があった。
ギックリ腰というのは一瞬にしてなるものだから、ギックリ腰が治るのも脱臼みたいに外れた骨を元に戻すみたく、整体などをしたら一瞬で痛みがなくなるものだと思っていた。
しかし、ギックリ腰経験のある方々に尋ねてみると、治るのはじわじわと時間がかかるとのこと。確かに、もう発症→施術で2週間近く経つというのに、いまだに腰の違和感は消えない。
西洋ではギックリ腰のことを「魔女の一撃」と呼ぶそうで、確かに言い得て妙だなと思う。いつもと変わらず日常を過ごしていたら、ある日突然、腰に鋭い痛みが射す。ひどい場合はそこから立てない。実に恐いですね、ギックリ腰は。
元々スタンディングデスク愛好家なのですが、腰の痛みがあると、益々そのありがたみが増してきます。ちなみに、「スタンディングデスクとはなんぞや?」という人は、こちらをご参照ください。わざわざ新しい机を用意するまでもなく、僕はスチール製の机の上に、もう一つコーヒーテーブルを置いて、自分が立った状態でパソコンのキーボードが肘の高さぐらいになるようにしています。