花見の季節です。
やなわけ染色にこの時期に来ていただくと分かるのですが、弊社の前には事務机メーカーのオカムラ製作所さんの工場があり、道路沿いに桜の樹々が植えられています(余談ですが、今でこそオカムラですが、僕の記憶の中ではここは「専売公社」であり。「日本たばこ産業」だったりします)。
話を戻すと、やなわけ染色の事務所の窓からは、この桜が見えるのです。つまり、わざわざ桜を見に行かなくても、仕事場から桜を見ることができるのです。
そして、毎年この時期になると花見です。
ただ、弊社の場合は縫製の部屋の窓からも桜を見ることができるので、スタッフ全員で花見をしながらランチです。
今回は花のれんさんにお弁当を作ってもらって、みんなでいただきました。
桜の花をあしらった紅白のかまぼこと生麩。
菜の花もあります。写真では奥にちょっと見えますが、桜餅。
春が旬の食材がたくさん使われています。
春のイメージをお弁当で表現しています。それでいて、味は言うまでもなく美味。
日本料理の素晴らしい点は、その味だけでなく、見た目でも食べる人を喜ばせてくれるところではないでしょうか。
日本人の色彩に対しての繊細さは、世界でも例を見ないほどきめ細やかなものだと思います。だからこそ、こういった見た目にも美しい日本料理が生まれたり、着物文化や染物文化が発達してきたのだと思います。
そう考えると、もっと日本の文化を知るために、古き良き日本の文化をもっと学ぶ必要があるな〜と感じました。