「治に居て乱を忘れず」
故事の意味としては、平和な世の中にいても、常に乱世になったときのことを想定してながら準備をしておこう、ということ。
これを企業活動に当てはめると、「治」というのは普段の何もトラブルのない日常のオペレーションにあたると思います。
そして、「乱」というのが何かしらのトラブルが起きたときです。
何かしらのトラブルが起きたら、とりあえず人はそれに対して対処をしていきます。
それはそれで必要なことですが、そのトラブルが起きたときに
「もし同じようなことがまた起きたら、トラブルにならないだろうか?」
と想像力を働かせることが大事ですよね。
またはトラブルとまでは言わないまでも、
「ここが◯◯になったら、きっと困ったことになる」
と思ったら、対策を練りはじめて、それを実行していった方がいい。
転ばぬ先の杖を用意できるかどうか。人生においても同じですよ。