Oさんに暖簾を納めて、しばらくしてOさんのところにお酒を買いに行ったところ、Oさんからこんなことを言われました。
「暖簾のおかげで(同時期の)前年対比2倍の売上になったよ!」
にわかに信じられませんでしたが、本当に2倍になったようで暖簾を作ったこちらとしても、本当に嬉しかったです。
暖簾を掛けただけで売上が簡単に上がるかといえば、そんなことはないと思います。でも、少なくともこの1点だけは外してはいけないところがあります。
それは
暖簾を見た人に、何を示しているかはっきりと伝わること
です。
Oさんの暖簾の場合、道路沿いにお店があるので、車から暖簾を見た瞬間に何のお店か伝えることができました。
- お酒を売っているお店
- 取り扱っているお酒の名前(通好みの銘柄)
を大きく目立たせることで、集客に絶大な効果を得ることができたと思います。
ただ暖簾を掛けただけですが、お店の前を通る車や人々に「そこにお酒を売っているお店がある」ということを認識させ、「あそこに行けば、あのお酒が買える」という行動を促したのですから、暖簾ひとつでもその効果は侮れませんよね。
これは暖簾の例でしたが、暖簾に限らず、のぼり旗や日除け幕(日除け暖簾)でも同じことが言えると思います。
何のための暖簾なのか?
答えはひとつとは限りません。自分がその暖簾にどのような働きをしてもらいたいか、作る前にじっくり考えてみると面白いと思いますよ。
お店の暖簾が古くなったから、同じものを作りたいというニーズにも対応しますよ。ただし、1日だけ暖簾をお借りさせてください。版を作るための採寸や色、ロゴや文字などのトレースの作業をします。
お問い合わせはyanawake@mx3.tiki.ne.jpへお願いします。