以前、ここで紹介した津山の酒屋さんのご主人から写真を送っていただきました。
この暖簾をくぐると、通好みの焼酎や日本酒が並んでいます。私自身はお酒をほとんど飲まない…というか、飲めない体質なので眺める程度しかできないのですが、お酒を嗜む方であれば、一見の価値もとい、一献の価値ありです。
また、「お酒や」のご主人のお話はとても面白く、かつ勉強になります。ご主人が弊社にいらしたときも、後に残らないお酒(焼酎)の飲み方などお話が面白くて何時間でも聞いていたいと思いました。
さて、この暖簾、結構日の当たる玄関だったので、顔料捺染で制作しました。
反応染料で染める方が生地の風合いなどがあって、とてもいい感じではあるのですが日光堅牢度が低く、常時直射日光を浴びる場合は日光堅牢度の高い顔料捺染の方がおすすめです。
こちらの写真は暖簾といっしょに納めた帆前掛けです。が、なんと、お店の中で暖簾として活躍しているではありませんか!面白い!!!
新しく「ワインコーナー」を併設されたので、そこへこの帆前掛けの出番となったわけです。
前掛けというと、どうしても腰に巻いてしまう使い方しか思いつきませんでしたが、このように暖簾代わりに使用されているのを見ると、目から鱗が何枚も落ちました!
「なるほどなぁ〜」と感動しつつ、
「やっぱり固定観念の枠を外していかなきゃ新しいものは見えてこないなぁ…」と自戒の念に至ったわけです…。
足を運べば、必ずお好きなお酒に出会える。そんなお店だと思います、お酒やさんは。
お店の場所はこちらになります↓
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