腰痛持ちの人にぜひオススメしたい本:『アゴを引けば身体が変わる〜腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育〜』

投稿者: | 2017年11月20日

今年は本当に腰痛に翻弄され続けてます。

9月のギックリ腰を皮切りに、それから大小含めて5回の腰痛になってます。

いずれも朝起きて、日常的な動作をしようとした瞬間に、腰にピキーンと痛みが走って動けなくなるパターンです。

ギックリ腰は癖になると言われますが、まさにそのスパイラルに陥っています。

病院から鍼灸整骨院のお世話になって回復してきても、しばらくすると同じことをやってしまいます。自分としてはかなり用心しているつもりなのですが、その用心している気持ちの隙をついて、「魔女の一撃」はやってくるのです。

そんな中、Amazonでいい新書に出会いました。

アゴを引けば身体が変わる〜腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育〜』がそれです。

まず、腰痛にならない立ち方が紹介されていて、以下の通り。

やり方はシンプルで、お尻の割れ目を締めるように力を入れるだけで、骨盤が固定されて前のめりや猫背の姿勢を防止・改善できるのである。この抑制力は非常に強く、お尻を締めたままでは深くお辞儀できないほどだ。

これ、実際にやってみると、その通りなのだ。
骨盤がしっかり固定されるし、何しろ、腰に余計な力がかかっていない。つまり、腰が楽なのだ。この段落を読んだだけでも、この本1冊を読む価値ありと言ってもいいほどです。

 

そして、この新書のタイトルにもあるように、大事なのはアゴを引いておくということ。

普段の生活の中でアゴを引いておくのは、結構意識しないといけないけれど、アゴを引いているのと、引いていないのとでは、体の疲れ方が違う。そして、上半身にかかるストレスがかなり軽減されるのを体験できます。

そして、個人的にはギックリ腰になる瞬間ナンバーワンというのがあって、それは屈(かが)んだ時。

そもそも「屈む」という行為をせずに、しゃがむようにすればいいだけのことなのかもしれないけど、いつもいつもしゃがむのも面倒臭い。でも、ギックリ腰になりたくないので、屈むよりもしゃがむようにかなり意識してやっているのですが、腰痛にならない屈み方というのが存在するのを初めて知りました。

理想のしゃがみ方とかがみ方は、反り腰をキープして出っ尻にすることである。

ここで注釈が必要だと思うけど、「出っ尻」というのは、いわゆるお尻を突き出した状態のことです。

日本の文化・しきたりでは、お尻を突き出すのははしたない行為として見られがちですが、これが実は腰痛にならずに屈むための必要条件になってくるのです。

腰痛持ちなので、尻の使い方ばかりに書いてしまいましたが、本書でのメインはあくまでもアゴを引くということです。アゴを引かずに、上記のことをしても効果は半減と言っていいでしょう。

立つにせよ、座るにせよ、歩くにせよ、アゴをきちんと引いていることが、どれだけ人間の骨格を理想の状態にするか、本書では書かれているので興味のある方は是非一読を。

(千日発信修行14日目)

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