昨年度を振り返って思うこと:継続は難しいなぁ、やっぱり。

投稿者: | 2018年4月15日

ようこそ祭りのための法被と神社のぼりの染め元、やなわけ染色のブログへ  
本拠地は日本一の山城、備中松山城のそびえる岡山県高梁市。  
あなたの会社・お店の商売繁盛のために、毎日一所懸命に作ってます。

今日のお仕事

  • 神社のぼりの染め
  • 落語家さんの法被の出荷
  • 関東の祭りで着る法被の仕立て
  • 販促用のぼりのデータ作成
  • 地元の新しいカフェの日除け幕を納品…などなど

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地元の新しいカフェの日除け幕については、来週に詳しく書こうと思います。  
なにせ、日除け幕を作りましたんで、ちゃんと現地に行ってルポタージュ書きます。  

新年度になったことなので、昨年度を振り返ったことを書いてみようと思います。  

まず、昨年度はこれまで以上にネット経由で人との出会いが多かったように思えた1年でした。もちろん、ネット経由と言っても、出会い系サイト云々ではありませんので、悪しからず(笑)  

Facebookやブログを読んだ方々から、色々と声をかけていただき、それが仕事に繋がっていった印象があります。  
たしかに、昨年はこれまでよりもブログの執筆に力を入れてましたので、それが功を奏したということなのかもしれません。  

うーん、「継続は力なり」とは、まさにこのことですね。  

案外、何かを始めるということは、意外とたやすくて、それを続けていくことの方がよっぽど大変なのです。何を隠そう、この私自身がよく身に沁みて実感してます。  

このブログを見れば分かる通り、続けて書いている時もあれば、前回の更新から数週間が経ってしまった時もざらにあります。しかし、それでも腐らず、とにかく書き続ける。書くネタがない時などは、本当に困ります。  

「何かいいネタはないだろうか?」と、目を皿にしていろんなところに目を向けたり、逆立ちしてみてアイデアが降ってこないか、試みてみたりするんですが、出て来ないときって本当にあります。そういうときは、結構とりとめのない事を書いてますね(反省

続けることの難しさ、それは何もブログを書くことだけに限りません。  
企業活動も同じですね。自分たちの価値観で仕事をしていては、やがてお客さんに見放されるのではないか?と思っています。

会社の中にいると、目の前の仕事のことばっかりになってしまいがちですが、会社の外に出て街を歩いてみると、当たり前のことを疎かにしてしまっていてはいけないんだな、ということを思い出します。

繁盛している店というのは、たくさんのお客さんに喜んでもらうことによって、結果として繁盛しているのであって、初めっから繁盛している店など、どこにもないのです。飲食店であっても、製造業であっても、販売業であっても、それは変わらない真理だと思います。  

当然、自分たちの仕事の都合というのも存在するのですが、極力そこは抑えて、お客さんが喜ぶかたちになるように進めていくのが、永続する企業の条件のひとつのように思います。  

ただ、だからと言って、なんでもかんでもお客さまファーストというのは、ちょっと違うとも思います。  

お客さまの意向はもちろん外せないのだけど、お客さまの意向を通すことによって、お客さまが本当に求めているものから遠ざかる場合があります。  

自分たちの仕事の場合、法被や暖簾、旗に装飾を加えれば加えるほど、ものは豪華に見えますが、装飾の中にそのものが持つ意義が埋れてしまい、ただの派手なファッションにしかならなくなります。  

そんなときはお客さまの意向は尊重しつつも、あえて引き算の美学で余計なものは省かせていただくこともあります。「Simple is the best.」という言葉のように、シンプルさを極めると、そこには力強いメッセージが宿ります。それはまるでプロボクサーのストレートのように、相手に鋭く届くのです。  

企業活動を継続していくときの難しさというのは、相反する二つのことを同時にやるから難しいのだと思います。その相反する二つのことというのは、「変化させないこと」と「変化させていくこと」です。  

つまり、変化していくことを変化させないとでも言ったらいいでしょうか。  
または、変化させないものが企業活動の核になり、それが変わらない限りは外からの見かけはいくらでも変わっていけるということにもなります。  

私の知っている経営者の中には、会社の業態を数回変化させた人もいます。目的地がはっきりしているなら、そこへの行き方は無限にあるということらしいです。

継続することの難しさから、かなり話が膨らみましたが、これが昨年度に感じたことのひとつになります。また次回も昨年度の振り返りを書いてみようと思います。  

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  
それではまたお会いしましょう。

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