人生は自分が思ったようになっていく

投稿者: | 2016年11月18日

人生は自分が思ったようになっていく。

「いや、そんなことはない」と反論する人もいると思いますが、上記の言葉は真だと思います。人生がうまくいかないという人は、自分が日頃使っている言葉を振り返ってみるといいと思います。自分が使う言葉が、人を傷つけたり、蔑んだり、妬んだりしていませんか?

なんだか、自己啓発本に出てくるようなことを書いていますが、今日はそんなふうに改めて考える日になりました。


実は、今日、11月17日は私の父の誕生日です。

生きていれば68歳になってる日です。

父が他界してから、もう5年。時が経つのは早いものです。

父は糖尿病を患っており、肝硬変にもなっていました。長い闘病生活を送りながら、「これはもうダメかもしれない」という時を何度も迎えながらも、その度に文字通り【復活】してきました。

父が亡くなる3日前になるのですが、その日も体調が悪く、息がしづらいということで、最寄りの病院ではなく、定期的に通っている倉敷の大きな病院に連れて行きました。父はこれまで通り2週間ほど入院して、それでまた家に帰って来るものだと私は思っていました。しかし、担当の医師から告げられた言葉は意外なものでした。

「今夜が峠です」

正直、担当医師の言っている意味がよく分かりませんでした。

「なんで峠?そんなに悪いわけないじゃん!?」

しかし、X線写真を医師に見せられ、いろいろな数値に目をやると、医師が冗談を言っているわけではないのが分かりました。その3日後にあっけなく父は亡くなりました。


今日は父の誕生日なので、命日のことをこれ以上書きませんが、どんな父親であれ、この人がいてくれたおかげで、今の自分があるのだと頭だけではなく、心で実感することができます。ありがとうと感謝の言葉をかけることができます。仲の悪かった親子ではなく、今なら人間どうしの語らいができます。

自分が生きていることを実感し、惰性で生きることをやめて、自分がなりたい姿をきちんと思い描く。そこにたどり着くために日々努力を積み重ねていこう。そう思います。


なんだか取り留めのないことを書いてしまいましたが、今日は父に今までありがとうと伝えたいです。仏壇には好きだった缶チューハイを置いて、「一緒に飲めなくてごめんね」と伝えておきました。

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